一歩ずつの歩み

~ 一歩一歩小さな知識を積み上げてゆく ~

家族生活

介護施設について-その1。施設の種類、探し方や入居の仕方など

投稿日:

今回から何回かに分けて介護施設に関する記事を
書いていこうと思います。

自分はまだ若くとも、自分の親や親戚が高齢者の
場合には、介護施設の情報も必要になるでしょう。

自分に関しても将来高齢者になった時には、もしか
するとそのような介護施設のお世話になるかも
しれません。

今回は、種類やその費用から入居の仕方、保険が
使えるかどうかなどを書いてみました。

ぜひ参考にしてみて頂ければと思います。

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介護施設への入居

高齢になってからの生活を考えた時にいつまでも
健康でいられると思う人はいないでしょう。

介護施設への入居を検討しなければならないケースも
あります。

ただ、介護施設によって入居費用は大きく異なります
から、十分検討しておくことが大切です。

まず、どのような介護施設を選ぶべきかを考えましょう。

高齢者で介護が必要なら、ケアマネージャーによって
要介護度を判定してもらうことになります。

そのレベルで受けられるサービスが決まるのです。
また、介護施設への支払いは受給している年金の額や
課税所得の有無によって決まりますから、あまり
選択肢はないでしょう。
おおよそ5万円から20万円の間になります。

介護施設では長期入所が可能な場合と短期入所に
限定されているところがあります。

どちらを選ぶかは自分で決められるわけではなく、
介護のレベルに関係しているのです。

帰るべき自宅があれば、高齢者であってもできるだけ
自宅療養を優先しなければならないでしょう。

その考えて国や県からの補助金が決められているのです。
高齢になっても健康な暮らしをすることが一番でしょうが、
介護を受けなければならない状況になることは避けられ
ません。

そのための介護施設ですから、元気なうちに入居先と
費用検討を始めましょう。

健康の秘訣は適度な運動と食事が基本です。
毎日を楽しく暮らしている実感があるならきっと
体も健康でしょう。
人は心と体でバランスを取るようになっています。

介護施設を探す

介護施設がどこにあるかわかりますか。

自分の親が介護施設に入らなければならなくなってから
探していては希望の施設を見つけることは難しいでしょう。

事前に予備知識として調べておくことをおすすめします。
もちろん、インターネットで検索すればたくさんの
介護施設がヒットするでしょう。

注意しなければならないのはそれぞれの入居条件と
費用が違うことです。

充実した設備を求めるなら当然費用は高くなります。
社会福祉法人などが運営している介護施設は費用を
抑えられますが、入居条件は厳しくなります。

認知症などで自宅での生活が困難になったら、早めに
施設入居を検討しなければなりません。

あなたやあなたの奥さんが親の面倒をずっと見ている
のは現実的な対応ではないことだけは認識しておく
ほうが良いでしょう。

介護施設に入居しなくてもデイサービスなどの利用も
検討してください。

いずれにしても、どのような選択肢があるかを調べましょう。
インターネットでの一般的な費用ではあまり参考になりません。

具体的な費用にはかなりの開きがあります。
実際に入居を想定して、調べなければなりません。
基本的な知識として介護施設の考え方を理解しましょう。

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要介護度にはいくつかのレベルがあります。
自分で身の回りのことができる人と、誰かがついて
いなければならない場合ではスタッフのレベルにも
大きな差が出て当然でしょう。

介護施設では認知症予防としてちょっとした
レクレーションなどを行っています。
入居を希望するところを見学してみるといいでしょう。

介護施設の種類と費用

一口に介護施設と言ってもいろいろな種類があります。
それは提供されるサービスだけではなく、どのような人が
入居できるかという条件でも分けることができます。

まず、入居者の状態による種類とその費用のレベルを
上げてみましょう。

介護付有料老人ホームは自立できる人から重度の介護が
必要な人まで受け入れますが、実際にはそれぞれの施設で
決められています。

また認知症の人も受け入れ態勢が整っている場合も
あります。

自分の親の入居を検討しているなら、それぞれの介護
施設に問い合わせて確認しておくことが大切です。

介護レベルによって介護保険からの補助がありますから、
費用は多くの施設の中では中くらいと考えておけば
いいでしょう。

それから自立できる人であれば健康型有料老人ホーム
があります。

これは一般の共同住宅を老人向けに整えたと考えれば
いいでしょう。

このような施設は資産に余裕がある人を前提としている
ため費用は高く設定されています。
もちろん、必要に応じて介護施設を利用することもできます。
夫婦二人で入居を検討している人もいるでしょう。

それからグループホームは要支援の人を対象として
いますが、認知症や医療のサポートを受けられます。
費用負担は少し高めになっています。

いろいろな介護施設がありますが、自分または自分の親が
どのような段階にあるかを確認することと、ケア
マネージャーとの相談で決めることが重要でしょう。

介護保険は少しずつ内容が変更されており、対象となる
介護施設の高齢化の進行とともに変わっていくのです。

介護施設と保険

介護施設を利用する時にどの部分が保険で賄えるかを
確認しておくことが重要です。

保険が適用されなければ高額な施設使用料となって
しまします。もちろん、介護施設の種類によって
適用範囲は異なります。

どのような違いがあるのでしょうか。
介護老人保健施設は通称老健と呼ばれている施設ですが、
費用負担量は収入や年金の額によって段階が設けられて
います。

当然ですが、収入が多ければそれだけ費用も高くなります。
また、老健の場合は自宅への復帰を前提としているため、
長期間の滞在はできないことになっています。

自宅へ定期的に車で迎えが来るデイケアサービスなどを
併用することになるでしょう。

生活保護を受けている人が老健に入る場合は月額1万円
程度の費用で済みますが、税金を払うほどの収入がある
人は10倍の10万円となります。

それから、介護施設で受けられるサービスについては、
それぞれの介護レベルによって異なりますが、介護保険
適用の施設であれば、月額の費用は変わりません。

民間が運営している介護施設の場合は、そのような
ことはなく手厚いサービスを受けるためには費用の
増加は避けられません。

できるだけ介護保険が適用される介護施設を利用する
ことをおすすめします。

残念ながら、そのような施設は入居希望者が多いため、
常に順番待ち状態になっています。

それは当分解消される見込みはないため、若い時から
老後のために貯蓄しておかなければなりません。

現代の若者が高齢者になったころはどうなっている
ことでしょうね。

まとめ

今回の内容はいかがでしたでか?

一口に介護施設と言っても、いろいろなタイプのもの
があり、色々注意すべきこともあるのでそのあたりの
情報は知っておくほうが良いでしょう。

次回も介護施設関連の記事を書いてみたいと思います。

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