今回も前回に引き続いて、髪のパサつきがテーマです。
今回は髪のパサつきの注意事項や、髪質による
トリートメントの違い、そして洗わないタイプの
トリートメントについても書きました。
髪のパサつきに関心をお持ちの方や、お悩みの方に
何らかのお役に立てれば嬉しいです。
髪のパサつきが気になったらこんな注意も
髪のパサつきが気になったら、トリートメントをして
髪を補修することが大切です。
しかし他にもちょっとした注意が必要です。
まずシャンプーを行う前に、ほこりなどを取る
ためにも軽くブラッシングをします。
しかしこれもパサついた髪の場合は、軽く水で濡らして
からブラッシングを軽く行うようにしましょう。
特にロングヘアの場合はヘアクリームや、美容オイル
などを少し付けてからブラッシングすると髪も傷付き
ません。
またシャンプー剤にもちょっと注意をしましょう。
できるだけ髪の中の状態が悪いときには、アミノ酸系
シャンプーを使用するようにしたいものです。
普通のアルコール系のシャンプーは、合成界面活性剤
によって地肌から必要な皮脂も取り除いてしまいます。
それによってますます髪はパサパサになってしまうので
注意しましょう。
またシャンプーのときには両手の指を広げ指の腹を使い、
地肌を弾くようにして、毛穴の中の不必要な皮脂や汚れを
出すイメージでマッサージしましょう。
そしてシャンプーの後はしっかりすすぐことも大切です。
シャンプー成分が残ってしまうと地肌トラブルの原因
となり、パサつきにも影響してしまいます。
またシャンプーの後はパサつきが治まるまで、毎日~1日
おきぐらいの間隔でトリートメントをしていきましょう。
パサつきが落ち着いたら1週間に2回程度を目安に
続けるとベストです
コンディショナーやリンスはトリートメントの後にするか、
ダブルでしなくてもOKなので、トリートメントをしない
ときにリンスやコンディショナーを使用してはいかが
でしょう。
髪のパサつきに洗わないトリートメント
髪のパサつきなど、髪のトラブルならやっぱりトリート
メントがおすすめです。
そんなトリートメントには洗わないトリートメントも
出回るようになりました。
しかし意外と多いのが、洗わないトリートメントの
目的や使い方の間違いです。
せっかく洗わないトリートメントを使用しても、目的や
使い方を間違ってしまうと思ったような結果が出ません。
洗わないトリートメントをお風呂の中で、シャンプーの
後に使っている人が多いようですが、これは今まで
使っていた洗うタイプのトリートメントと、同じように
考えているからです。
洗うタイプのトリートメントの場合、シャンプー直後に
キューティクルが開いている状態のうちに、栄養分を
髪の中に入れることが必要となります。
その理由は洗うタイプのトリートメントの目的が、
髪のダメージの補修だからです。
しかし洗わないトリートメントの場合は、髪のプロテクト
を保護することが目的なので、キューティクルがしっかり
閉じた後に使わなければなりません。
つまり使用方法の違いからも分かるように、洗うタイプ
のトリートメントは、髪の中まで痛んでいる場合に効果が
あるタイプであり、洗わないトリートメントはそこまで
痛んでいない、髪が少しパサつく程度の軽い痛みに効果を
発揮するのです。
このような目的の違いがあるので、洗わないトリート
メントを使用するときには、髪が乾いてから使用する
ようにしましょう。
パサつきがひどいときには、やっぱり洗うタイプの
トリートメントがおすすめです。
髪の質によるトリートメントの選び方
髪のパサつきはほとんどの場合、髪の中にもトラブルが
発生しています。
そのためトラブルを改善するには、栄養豊かなトリート
メントが必要です。
しかし現在あまりにもたくさんのトリートメントが
出回っているため、どれを選んだらいいか分からない
のが現状です。
そこで髪のパサつきのときに是非使用したい、トリート
メントの選び方についてご紹介しましょう。
人それぞれ髪のタイプも違うので、自分の髪にあった
ものを選ぶようにしたいものです。
くせ毛の人の場合はオイルタイプのトリートメント
がおすすめです。特にくせ毛は水分量が関係しています。
水分がたっぷり保水するためにも、オイルタイプが
おすすめなのです。
またダメージが多い人の場合、つまりパサつきもひどい
人は、シリコン量の多いミルクタイプやジェルタイプを
選ぶといいと言われています。
髪をしっかりコーティングすることで、これ以上髪の
傷みを進めないためにも、シリコン量の多いものが
おすすめです。
またオイルタイプのトリートメントとミルクタイプを
組み合わせて使うことで、両方の特徴を上手に使う
ことができます。
また縮毛矯正をしている女性も多いと思いますが、
この場合ダメージはとても強いと言われています。
縮毛矯正をかけるとサラサラの髪になるので髪は
良い状態のように感じますが、実は相当痛んでいるので、
縮毛矯正を行っている人は、オイル、ミルク、それに
ミストタイプのトリートメントを上手に使い分けましょう。
まずブローやヘアアイロンを使用するときにはミスト
タイプのトリートメントを必ず使うようにします。
次に洗わないトリートメントと言われている、ミルク
タイプのトリートメントを髪に付けて、髪を守りましょう。
夜シャンプーの後は洗うタイプの、オイルタイプ
トリートメントを使用します。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
髪のパサつきというのは本当に気になる人には気になる
ものですから、何とかしたいですよね。
髪質によってその取り扱い方が変わってきたり、
洗わないタイプのトリートメントがあったりと
なかなか色々な知識が得られたことと思います。
なんとかしてダメージヘアを撲滅したいものですね。