5月の第2日曜日は母の日です。
1914年のアメリカ議会で5月の第2日曜を「母の日」
と定め、国旗を掲げてお母さんに感謝の意を示す
こととなったのがその由来だそうです。
その母の日もあと2ヶ月後に迫って来ましたが、
あなたは何か贈り物を考えているでしょうか?
私の場合は、実母、義母ともに数年前に亡くして
いますので、実際に何かを贈ることはないのですが、
もし存命だったら何を贈っているだろうかな?
などと考えながらこの記事を書いています。
まだ何をプレゼントしようか考えていない方にも
参考になるかもしれませんので読んでみて下さいね。
1.母の日のプレゼントのおすすめは?
まず、ある会社によるインターネット調査で
「今まででいちばんうれしかった母の日ギフト」
の結果は以下のようなものでした。
40代のお母さん
1位 花 35.4%
2位 食事(食事券含む) 8.7%
2位 洋服 8.7%
2位 服飾雑貨 8.7%
2位 スイーツ 8.7%
50代のお母さん
1位 花 23.3%
2位 食事(食事券含む) 15.5%
3位 洋服 11.2%
4位 服飾雑貨 9.5%
5位 スイーツ 7.8%
5位 その他 7.8%
60代のお母さん
1位 花 45.1%
2位 食事(食事券含む) 9.8%
2位 旅行(宿泊券・温泉券含む) 9.8%
4位 服飾雑貨 6.6%
5位 洋服 4.9%
70代のお母さん
1位 花 28.8%
2位 食事(食事券含む) 11.2%
2位 旅行(宿泊券・温泉券含む) 11.2%
4位 服飾雑貨 10.4%
5位 洋服 8.8%
お花はどの年代でも人気ですが、他のプレゼントにお花
を添えてさしあげれば、お母さんは一層笑顔を見せて
くれるのではないでしょうか。
また、お花+もう一品はちょっと予算的にきついわ…
という方には、昨今ではお花をモチーフにした
ラッピングや水引、メッセージカードなどでも
センスのよいものが充実してきていますので、
こういったものに「お花」を取り入れて贈ると
いうのもおすすめです。
また、2位もすべての年齢層で「食事」となっていて、
幅広い世代のお母さんたちが、もらってうれしい
贈り物なんだということがわかります。
家族や親子で外食に出かけたり、自宅で食事を
振る舞ったり、パーティーを開いたりとさまざまな
アプローチでお母さんと食事を楽しんでみるのも
よい贈りものになるようですね。
3位以下に注目して見ると、40代、50代のお母さんたちが
「洋服」「服飾雑貨」といったおしゃれグッズを
うれしいと思っているのに対して、60代、70代以上では、
「旅行」が人気になっています。
50歳代くらいまでのお母さんには、服飾関連の“モノ”を、
年齢を重ねたお母さんには「旅行」などの体験系ギフト
“コト”を選ぶとよいのかもしれませんね。
2.母の日のプレゼントで工夫できること
プレゼントで喜ばれるものは何かとわかったところで、
何か一工夫できないかを考えてみるのも楽しいですよ。
・生花ではなくプリザーブドフラワーのアレンジを贈る
と長持ちするのでお部屋に長く飾っておく事ができます。
・毎年手渡ししていたものをたまには郵送で贈ってみる。
・毎年少しずつ変化をつけて贈り物を選ぶ。
・花言葉を確認して色を選んでみる。
・インターネットを利用してプレゼントを選んでみる。
・孫や赤ちゃんなどの写真を添えて贈る。
・洋服などは好みがあり難しいので、財布など小物
にすると比較的選びやすい。
・お母さんがお酒を飲む場合は、さわやかなワインなどを
贈ってみると何かの時に一緒に飲めてよい。
というように考えてみればいろいろな工夫のポイントが
あることがわかりますよね。
大切なことは、大好きなお母さんがどうしたら喜んで
くれるかなという思いやりの気持ちがあることです。
ぜひあなたもあなたらしい工夫をしてお母さんに
喜んでもらって下さいね。
3.母の日のプレゼントでNGは?
母の日のプレゼントについて、これまでいろいろ
見てきましたが、実はNGなプレゼントがあるのは
ご存じでしたか?
そうなんです。あるんですよ!
それをこれから書いてゆきますのでしっかり読んで
失敗をしないように気をつけて下さいね。
・白いカーネーション
これは亡くなった人に贈るものだからです。
母の日の起源は、アメリカのアンナ・ジャービスという
少女が、お母さんが亡くなったことをきっかけに、
敬う機会と共に、お母さんが好きだった白い
カーネーションを捧げるようになったのが始まりです。
それ以来、亡くなった人には白いカーネーション、
生きている人には赤いカーネーションを贈るように
なったそうです。
・エプロン
これは「もっと働きなさい」という意味があるそうで、
母の日にこれを贈るのはあまり良くないようです。
親しい間柄で、欲しいとリクエストされているのなら、
個人的には素敵なプレゼントだと思いますが、あえて
母の日には贈らない方がよいでしょね。
・くし
これはなんとなくわかりますよね。
櫛(くし)は、「苦」「死」を連想させるからです。
数字の4や9を、不吉だからと避ける感じに似ています。
・スリッパ・靴下
お母さんに素敵なものを履いてほしいと贈りたく
なりますけれども、
履物は「踏みつける」と連想することもあるそうなので、
目上の方へのプレゼントとしては良くないのです。
・お金、商品券
「好きな物を買って下さい」とういう好意からでも、
「私は選びたくないので、勝手に選んで下さい」っと
誤って解釈されることも多いようなので、
母の日にはきちんと選んだ贈り物をするのが礼儀
なのです。
意外と知らなかったものもあったのではないでしょうか?
あまり気にしないというお母さんもたくさんいるとは
思いますが、知識として知っておいて損はないですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今度来る母の日にいったい何を送ったらいいんだろうと
悩んでいる方のお力にはなれたでしょうか?
いずれにしても大事なことは、これまでお世話になって
きたお母さんに対して感謝の気持ちを表すことが一番
大切な事ですので、ここは忘れないようにして下さいね。
それでは、素敵な母の日が過ごせますように。