あなたは「プチ豊胸」という言葉をご存じでしたか?
女性にとっては、その象徴たるバストは体の
中でも特別な期間でもあります。
やはり、多くの女性はいわゆる貧乳と言われる
よりもふくよかなバストを望んでいます。
今回はそのバストを簡単に大きくするプチ豊胸
について書いてみましたので参考にして下さい。
プチ豊胸とは
近年では、胸を大きくする手段として、メスを
使わずにヒアルロン酸を注射することでバストを
大きくするという、プチ豊胸が使われています。
これまでの豊胸手術と異なり、皮膚を切らないため、
妊娠をしてもトラブルにはなりません。
プチ豊胸は、授乳後の胸の型崩れをきれいにする
ことも可能です。
右と左でバストサイズが違う場合は、ヒアルロン酸
の量をコントロールして形を揃えることも可能です。
豊胸手術を他人に気づかれずにできることも
うれしいところです。
じかに触ったとしても、それほど大きな違いは
ありません。
ヒアルロン酸は抗老化作用などにも使われる栄養素で、
保湿力や保水力が高く、プチ豊胸の他にも様々な
局面で用いられています。
誰の体の中にもヒアルロン酸はあるため、プチ豊胸で
ヒアルロン酸を注入しても拒否反応等はありません。
プチ豊胸には、お肌をふっくらさせてしわを
目立たなくする時のヒアルロン酸より、より粒子が
細かいものを注入します。
効果期間は、おおよそ一年~二年と比較的長期間です。
整形手術で豊胸をしようとすると、コストがかかります。
手術後に何日か入院が必要になったり、全身麻酔を
施さなければできないような手術もあるといいます。
より気軽にできるプチ豊胸は、軽い気持ちでバスト
サイズをアップさせたい人に人気です。
プチ豊胸の施術方法
どんなことをプチ豊胸ではすることになるでしょう。
まず手術前に、希望の胸のサイズ、形状について
話をします。
希望内容をしっかり伝えることができたら、
ヒアルロン酸を注入する場所にそれぞれ印をつけます。
その後、局部麻酔を施します。麻酔が充分に効いて
きたとを確かめてから、麻酔箇所からヒアルロン酸を
入れます。
極細の注射針を使って、乳腺の周りにヒアルロン酸が
届くようにします。
ヒアルロン酸の注入量によっては、一度に入れ過ぎて
バストが硬くならないよう、幾度かに分けることも
あります。
両方の胸に対してヒアルロン酸を注射できたなら、
針を刺した部分にテープを貼りつけ、手術終了です。
手術に要する時間は短くて15分、長くても40分程度しか
かかりません。
手術後に入院するほどのものでもなく、手術後にすぐ
帰って普段どおりの生活ができます。
急にバストアップをすると不自然になるのではないか
と思っている人は、少しずつバストサイズを増やして
いくというやり方もあります。
これまでの豊胸手術はある日突然胸のサイズが大きく
なるので、人に知られやすいなどの弊害があり、
悩みの種になっていました。
少しずつサイズを増やしていくことが、プチ豊胸では
できます。
また、一口に豊胸といっても希望内容は様々です。
全体的に大きくなりたい、谷間をくっきりさせたい、
左右の形を整えたいなど、プチ豊胸はいろいろな
豊胸が可能です。
プチ豊胸のデメリット
プチ豊胸の弱点は、どのようなことでしょう。
メリットばかりを見てプチ豊胸を決めるのではなく、
注意すべきポイントについても知っておくことです。
プチ豊胸の効果は永続性はなく、一定期間が経つと
もとの状態に戻ってしまうといいます。
プチ豊胸に使うヒアルロン酸はもともと人体にある
ものであり、時間がたつにつれ少しずつ吸収分解
されていきます。
一度は大きくなった胸も、効果が失われれば元どおり
になります。
プチ豊胸は長く続けば2~3年ですが、時には
1~2年で失われてしまうこともあります。
サイズアップできる大きさに限界があることも、
プチ豊胸を受ける時には知っておきたいことです。
カップ数でいえば、大きくなっても2カップ程度まで
だとされています。
アレルギーのリスクは極めて低いとされていますが、
まれに痛みや高熱が出ることがあるともされています。
何ccのヒアルロン酸を注入するかで手術費用は
異なりますが、大体一度に20万円~30万円の手術費用
がかかります。
プチ豊胸でサイズアップした胸を維持するには、
効果が失われる時機に合わせて何年かおきに手術を
受け直さなければならなくなります。
簡単にできて負担の少ないプチ豊胸ですが、この様な
事もあらかじめ知っておくべきなのを理解しておく
ことが必要です。
まとめ
いかがでしたか?
プチ豊胸というと、簡単にバストを大きくできると
メリットばかりを考えがちですが、
当然のことですが、デメリットもあり、それを
踏まえて、施術するかどうかを判断しなくては
いけません。
今回の記事が何らかの参考になれば幸いです。