5月も中盤から後半に入ろうとしています。
4月からはじめた、リアルのトレードもまもなく
2ヶ月になります。
含み益を先日の大幅な下落で、かなり失って
しまったため、当てにしていた利益の半分以上が
吹き飛んでしまいました。
相場というのはこういうことがあるから怖いなと
改めて思いました。
気を取り直して頑張ろうと思います。
今日は相場を見る目についてです。
相場を見る目①
*我々はトレンド相場が大好きである。
*一方向に迷いなく進む相場は、過去を振り返っても
とても気持ちよくなる。
*誰でも簡単に利益が出るため、とりあえずその方向に
エントリーさえしていればよい。
*なまじ知識があるより馬鹿正直に乗っかれて
放置できる人の方が利益が大きくなる。
*しかし、そういうトレンドが終わった後も、同じ
ようにその方向性にエントリーすることで稼いだ
利益は全て吐き出す。
*もうトレンドが終わっているのであるから、入るたび
損切になり、含み益を得たと思ったら伸びずに終わる
(0ラインを知らなければそもそも全て損切になる。
トレンドが終わった以上短く利益確定することが
最良であるのに)
*ただ、一度 トレンドの味をしめた人は、またトレンド
がやってくることを強く期待し、それがあたかもすぐ
やってくるかのように思い込む(必ずトレンドは
近いうちにやってくるのだと妄信する)。
確かに、下手くそなトレーダー(自分も含めて)は
ずっとトレンドが続くと思って、トレードをして
しまう傾向があるかもしれません。
それでは絶対勝てないということのようです。
相場を見る目②
*ただ 、残念なことに日足ベースの鮮やかな
トレンドいうおは年に数回あれば良い方である。
たいていは年に1回ぐらい。
*年間を通じてほとんどの場合で、 スラストと
呼ばれる強い上昇や下落(こを鮮やかなレンド
と呼ぶことにする)は、やってくることはない。
我々が日々トレードする相場は大局で見れば、
9割がレンジであることがほとんどである。
トレンドもやってくるが、それは結局数日程度で
終わってしまような短期軸における瞬間のトレンド
ばかりである。
*そういう前提は変わりないにもかかわらず、ごく
一部のものは安定的に利益を上げ続ける。
*なぜなら、彼らは大局においてレンジという
相場での戦い方を知っているからである。
*逆に上手い人こそ鮮やかなトレンドの方が苦手
であるぐらいだ。
*しかし、それでも問題ない。なぜなら鮮やかな
トレンドなどほとんどやってこないからだ。
相場のほとんどを占めるレンジでいつも稼げる
のがプロ、相場ごく一瞬しかない鮮やかな
トレンドでしか稼げず、それ以外で利益を吐き
出すのが素人と、分けることは自然である。
トレンド相場というのは、そうそうやってくる
ものではないということのようです。
私などは毎日トレンド相場のような気持ちで
トレードをしていた感じです。
大いに反省せねばなりません。
相場を見る目③
*我々は次のように考えることで、これらの問題を
解決可能である。
*大局においてレンジの時とはいかなる時かを
知る方法を持つ。
*大局においてレンジの時は、利食い目途に限定を
かけていく。
*大局においてレンジを抜けて鮮やかなトレンド
が生じる予兆を知る。
*鮮やかなトレンドが生じる可能性のある部分では、
なるべく初動を捉え、0ラインを大きく超える
まで見守り、あとは、じっくり時間の経過するの
を待つ。
この時、玉を分割し、値を追いかける玉と
ターゲットを近くする玉に分けるのも良い手法
である。
大局においてレンジとはどのようなものなのかを
もう一度自分なりにしっかり把握しなくては
いけないということです。
そして、玉を分割するという技もあることを知り、
徐々にそのやり方も覚えてゆこうと思いました。
相場の大勢に混乱がないか?
*長期移動平均を使うことで、相場の混乱(つまり
大局においてレンジ)を高精度に特定することが
できる。
*鮮やかなトレンドというのは、短期から長期までの
移動平均序列が正しい時にしか生じない。
*また移動平均が横這いである時、及び、絡み合う時、
相場は大局においてレンジに入っているので、
オシレータ的発想、ボックスの中で相対的に安い
のか、高いのかを判断し、エントリーをしていく
ことができる。
*なおかつ、大局においてレンジでは、ターゲットを
近くに設定し、勝率重視の勝負をしていけば勝てる
ようになる。
長期移動平均線を使って、相場の混乱を確認し、
それがレンジであることを確認できること。
そして、レンジ相場ではターゲット距離を短めに
設定して、勝率重視の勝負を心がければ勝てると
言っています。
まとめ
今回は学びいいかがでしたか?
何よりも、相場の大半のフェーズは、トレンド
ではなく、レンジなのだと頭に入れなくては
いけません。
そして、そうであるならば、利益を欲張ることなく
着実に積み上げてゆく作戦をとるのが、賢明な
トレード手法だということも学びました。