メタトレーダー4(MT4)という高機能チャート
ソフトを使いながらFXのトレードを学び直して
います。
過去に自己流で適当にトレードをして、大きな損失を
被った自分ですが、今度はとにかく師匠の言う事を
素直に聞いて、基礎からしっかり学んでいこうと
決意しています。
今回は必須で学ぶべきと言われた幾つかの指標
等について学んだ事を書いてみようと思います。
1:オーバーレイチャート
トレードをする通貨種別はドル/円なのですが、
通常ロング(=買い)玉を建てるときには、
チャートをそのまま見ながら考えればよい
のですが、ここに円/ドルという反対のチャート
を重ね合わせて(=オーバーレイ)トレードの
参考にするのがこれです。
これはショート(=売り)玉を立てるときに
この反対のチャートを見て、これで買いのサイン
が出ていたら、売ってもよいという考え方を
するため使うとのこと。
物事を視点を変えて見るという事に等しい
考え方ではないでしょうか。
2:GMMA
GMMAチャートとは、12本の指数平滑移動平均線
(EMA)を一度に表示して、価格トレンドを
ビジュアル化しようとするトレンド系のテクニカル
指標です。
開発者Daryl Guppy氏の名前を取ってGuppy Multi
Moving Averageと呼ばれ、GMMAと略されます。
つまり移動平均線の束といういことで、短期戦の
束が長期戦の束を突き抜けると上昇相場になる
とのことです。
3:MA
これはMoving Average、つまり移動平均線
のことであり、3,7,25,75,120
などがあり、1時間足のチャートではそれぞれ
3時間、7時間、25時間....の移動平均線
を意味します。
押し目買い(戻り売り)のポイントを見つける際の
参考にしたりするそうです。
4:DMA
ずらした移動平均線(DMA:Delay Moving Average)
を意味するようです。
DMAは、SMAをもとに、ロウソク足を数本分、ずらして
表示します。具体的には、3SMAを3本分、7SMAを5本分、
25SMAも5本分先行表示します。
1時間足なら、ロウソク3本分先行するということは
3時間先行表示することになりますし、日足なら
ロウソク足3本分先行表示するということは3日分
先行表示することになります。
5:RCI
RCI(Rank Correlation Index)は、直近の一定期間に
おける価格に注目した、オシレーター系のテクニカル
指標のようです。
RCIでは、価格そのものを計算対象にはせずに、
「時間」と「価格」に順位をつけ、時間と価格に
どれだけの相関関係があるのかを表します。
期間は初期値が9ですが、26や52も良く使われています。
基本的には、+100%に向かっている時は上昇トレンドで、
80%以上は買われすぎ100%付近は天井圏で売りサイン
になるゆようです。
-100%に向かっている時は下降トレンドで、-80%以上
は売られすぎ-100%付近は底値圏で買いサインになります。
RCIは、期間が異なる複数の線を利用する事も多く、
今回も9,26,52の3本のものを使っています。
青(52)、ピンク(26)、が上にあるときに、
黄色(9)が大きく下がるような場合には、絶好の
押し目買いの気配とのことです。
6:RSI
買われすぎや売られすぎを示すオシレーター系の
テクニカル指標の代表が「RSI」です。
RSIは、一定期間の中で、上昇した値幅がどれくらい
あるかをパーセンテージで算出したものです。
RSIの数値が高いほど買われすぎ、低いほど売られすぎ
を表していて、70%以上になると買われすぎで、
その後下げる可能性が高く、30%以下だと売られすぎで、
その後上げる可能性が高くなります。
RSIが70を超えたら買いポジションを決済したり、
売りエントリーするタイミングになり、30を割ったら
売りポジションを決済したり、買いエントリーする
タイミングになります。
7:移動平均乖離率
これは、ローソク足が移動平均線からどれくらい
離れているか見るための指標です。
移動平均線から大きく離れたら上げ止まる、または
下げ止まるという転換のタイミングを計る目的で
使用される指標です。
このMT4では、SMA25との乖離を示した
グラフが用いられています。
まとめ
以上7つの指標やツールについて書いてきましたが、
この他にもいろいろ指標等はあるが、トレードで
勝ち続けるためには不要なものも多く、まずは
この7つの指標をしっかり使いこなせるようになる
ことが先決だと師匠は言っていました。
たかがFXのトレードだと甘く見ると、以前の
二の舞になりますので、今回ばかりは本当に真剣に
学んで、しっかりこれらをマスターするように
努めてゆきたいと思っています。