転職するときも、就職することにはかわりは
ないので、当然履歴書の提出を求められる
ことになります。
その際に気をつけなくてはいけないポイントが
幾つかあります。
そういったところを今回の記事でまとめて
みました。
ぜひ参考にされ、よい転職ができるように
活用してください。
1.転職には履歴書が必要
転職を成功させるには、履歴書を書き上げる
ことが重要です。
転職をするためには、履歴書を作らなければ
なりません。
会社に応募する時に、書類審査のため履歴書が
求められるためです。
とかく転職時に提出を要求される書類であり、
義務的な感が否めないかもしれませんが、
自分をアピールするための道具でもあります。
転職活動のために作成する履歴書には、住所や
生年月日、学歴や職歴といった個人情報だけ
でなく、趣味や志望動機、資格取得も書き込む
ことになります。
繰り返し履歴書を作成していると段々億劫に
なってきて、履歴書の項目を文字で埋めること
ができれば何でもいいと考えてしまう方もいます。
適当に記入した履歴書では、人事担当者に良い
印象を与えません。
転職へかける熱意を読み取るには、履歴書を
見れば事足りるでしょう。
写真が少し枠からはみ出しているとか、印鑑が
曲がっている等、細かい箇所までチェック
している担当者もいるそうです。
自社の社員となる人を選ぶという任務を負った
採用担当者の目は、意外とシビアな目で履歴書を
見ているのです。
転職には、生き方を見直すきっかけがあります。
履歴書の書き方がなおざりでは、人生の
ターニングポイントを粗雑に扱うような人間
だというイメージを持たれてしまうことも
考えられます。
心を込めて真摯な履歴書を書くことで、重要な
決定となる転職活動を成功させたいものです。
2.転職に利用する履歴書を作成する時
転職に利用する履歴書を作成する時にチェック
していただきたい点があります。
手書きの書類は消え、多くがパソコンで作る
ことが一般的になっています。
そのため、文字の上手下手で履歴書の評価が
大幅に変わることはないと考えていいでしょう。
むしろ一字一字を丁寧に書いているかが大事で、
きれいな字でも乱雑な書き方は良くありません。
好感度の高い履歴書とは、字が多少汚くても、
細部まで注意をし丁寧に書き上げたものなのです。
履歴書を手書きで書くという作業がどれだけ
大変なことか、文字のバランスや位置を考え
ながら清書する手間がどれだけかかるか、
意識しない人はいません。
面倒な作業を丁寧に行っている事が伝わると、
転職への意気込み、入社したいという思いの
強さを感じてもらえます。
丁寧に作成した履歴書は、字の上手下手に関係なく
印象アップにつながるのです。
履歴書を作成する時に、押さえておきたい点が
いくつかあります。
学歴や職歴欄の最後には、以上と記しましょう。
黒いペンを使って書くことが、履歴書の決まり
ごとです。
もしも誤記があったら、修正ペン等は使わずに
新しく作り直します。
写真は履歴書のために撮ったものが望ましい
でしょう。スナップ写真の切り抜きは論外です。
写真の裏側には、名前を記入しておくことも
大切で、転職のための履歴書作成は細かい配慮が
必要なのです。
3.転職履歴書を書く前に気をつけること
履歴書を作成する時に、心がけるべき点は何
でしょうか。
まずは転職の動機を明確にすることです。転職を
するのは今の仕事のどこに問題があったのか、
これまで自分が得たものは何なのか。
これから転職しようとしている会社では、どんな
仕事をして、どんな自分になりたいのか。
自分の中ではっきりしたことがなければ、自己
アピールも志望動機も書くことができません。
また、転職後のことを十分に考えている人なら、
履歴書の内容をまとめる時に困ることはまずない
でしょう。
多くの人がそこ迄考えて履歴書を作って転職
活動をしなければいけないのかというのが本音
だと思います。
自己分析をしっかり行って、自らの転職に対する
意志や志望理由を整理する事が重要です。
採用試験に臨む際にどんな態度を取るかを考える
指針にもなります。
転職後に後悔しない為にも、自分としっかり向き
合って、転職活動をするようにしたいものです。
自分の事も分かっていないのに、採用担当者に
転職に対する意気込みを伝えることはできません。
履歴書を書くことが億劫だとは考えずに、履歴書を
作成することで自己PRの方法を固めるように
してください。
転職活動に取り組む際には、まず気合いを入れて
履歴書を書くようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事は。
最近では、一度決めた仕事が長続きせず、
すぐに転職する人も増えているといいます。
自分が望むよい仕事に転職できるように、今回の
記事が力となってくれますように。