加齢臭という言葉を聞いたことがありますか?
これは男性特有の体臭で、情勢にとっては無縁なもの
と考えている方も多かったのではないでしょうか。
しかし、今回の記事を読んでもらえばわかる通り
加齢臭は女性にもしっかり発生するのです。
まさか!と思った方も多いかもしれませんが、自分は
大丈夫と安心せずに、まずはその正体を確かめてみて
下さい。
こんな女性が加齢臭注意
男性だけでなく、女性にも加齢臭はあるのはご存じ
でしたか?
あまりにも加齢臭と言えば男性が犯人のように
思われており、女性はあまりにも他人事のように
考えている方も多いかもしれません。
しかし残念ながら女性も加齢臭の発生が、年齢と
ともに増えてきます。
そこで加齢臭が多く発生しやすい女性について挙げて
みましょう。
5つ以上当てはまる場合は、特に女性ホルモンが低下
する40代から注意しましょう。
もちろん例外的には20代から注意しなければならない
女性もいます。
この中で大半が当てはまる場合は、20代でも注意が
必要です。
また10個以上当てはまったら、現在相当
発生していると考えましょう。
・食事は肉食が多く脂っこいメニューが大好き。
・野菜不足を日頃から感じている人。
・つい満腹まで食べてしまう人。
・お酒が好きで、よくお酒をたくさん飲む。
・タバコを吸う女性。
・便秘しやすいタイプ。
・
頭皮はフケが多い人。
・
生活リズムが乱れている人。
・
睡眠不足が慢性化している。
・
夜遅くまで仕事やパソコンを使用している。
・
お風呂よりシャワーが多い。
・クーラーが利いているところにいることが多い。
・わきが臭がある。
・
ストレスを抱えている人。
このような人でも女性の場合は、常時臭っているとは
限りません。
男性の場合は常時加齢臭が発生していることは珍しく
ありませんが、女性の場合はそのときの食事によって
強く発生したり、ストレスを強く受けているときには
強く発生することが多いと言われているのです。
特に働く女性は男性ホルモンの働きが活性化し、
女性ホルモンが減少するため、より注意が必要になります。
30代でも女性の加齢臭は注意が必要
世に言うオヤジ臭は男性だけでなく女性にも同様な
加齢臭はあります。
そして加齢臭と言うと中高年のイメージがありますが、
実は30代から注意しなければなりません。
男性の加齢臭が注目されてしまうのは、男性の方が
皮脂量が多いためですが、
女性でも皮脂の多い人は
十分注意が必要なのです。
加齢臭は加齢による、ホルモン減少と深く関係が
あるからと言われています。
女性もエストロゲンが減少することで、加齢臭が
強くなってくるわけです。
一般的に女性は閉経に向かって40歳ぐらいから
エストロゲンが急に減るため、その頃から加齢臭も
だんだん強くなります。
しかし最近の30代女性は仕事一筋という生き方を
している場合も多く、エストロゲンが減少し男性
ホルモンが増えている女性も増えています。
そのため女性であっても、30代から薄毛に悩む女性も
増えているほどです。
このように女性ホルモンの低下によって、いろいろな
弊害が出ているのです。30代で加齢臭が出るのも
当然と言えるでしょう。
女性ホルモンが30代から減少するその原因には、
女性の社会進出が深く関わっていると言われて
いるのです。
また結婚しても社会で活躍し続ける女性も多く、
エストロゲンの分泌低下が若年化していることも
関係しています。
できるだけシャンプーやボディーシャンプーなどは、
加齢臭対策用のものを使用するようにし、耳の後や頭皮、
背中、胸元、顔などを重点的に洗うようにしましょう。
またお出かけ前には、シトラス系の香水がおすすめです。
男性加齢臭と女性加齢臭の違い
加齢臭というと中高年の男性の独特な体臭という
イメージがあり、中高年の男性も加齢臭という言葉
には敏感になっているのではないでしょうか。
街には加齢臭対策のための石けん、シャンプーなど
いろいろなものが出回っています。
それに対して、女性は自分のこととは考えたことが
ない人もいるかも知れません。し
かし実は女性にも
加齢臭があるのです。
そこで男性加齢臭と女性加齢臭の違いを考えて
みましょう。
加齢臭の原因物質はノネナールという物質で、皮脂腺
から出てくるパルミトオレイン酸という脂肪酸が
酸化することで悪臭を放ちます。
つまり加齢臭は体内から出てくる脂肪の臭いという
ことになるのです。
加齢臭自体には男性も女性も違いはありません。
しかし男性の場合はタバコやアルコールの臭いと、
男性整髪料の臭いが混ざってオヤジ臭いという
独特の臭いがイメージされています。
女性の場合はイメージとしてはタバコやアルコールは
あまりありませんが、実際には男性と変わらないほど
加齢臭がある場合もあります。
ただし女性は女性ホルモンによって皮脂分泌が
だいぶ抑えられているため、男性に比べて加齢臭が
少ない場合がほとんどです。
とはいっても更年期からは女性ホルモンの減少が
起こり、皮脂が多く出るようになり、加齢臭が
だんだん強くなるということは十分考えられるのです。
そのため少しでもエストロゲンを増やす食べ物を食べる
ことで、皮脂が抑えられて加齢臭を抑制することが
できるわけです。
しかし基本的には女性も加齢臭があることを覚えて
おきましょう。
そしてその臭いについては大きな違いは
ないことも知っておいて下さい。
女性の加齢臭は気付くことが大切
加齢臭対策するためには、まずは自分の加齢臭に気付く
ことが第一歩です。
しかしも自分の臭いは意外と分からないものです。
そこで一番臭いが強く出やすい耳の後辺りと、頭皮の
臭いをチェックしましょう。
まず枕カバーを1週間ほど使い続けます。
そしてその
枕カバーの臭いを嗅いでみて、加齢臭の臭いがしないか
確認して下さい。
もし齢臭がフッとでも感じられたら要注意です。
また男性のワイシャツの襟のように、少し立っている
襟のシャツなどを1日着続け、襟の部分の臭いを
チェックしてみましょう。
ワキの下の臭いをチェックする人がいますが、ワキガ
チェックではないので、ワキの下より首筋から頭皮
部分をチェックすべきです。
また耳の後あたりに指を当てて、少し強めにこすって
みましょう。
もし男性の加齢臭のような臭いを感じたときには、
加齢臭対策が必要だと考えられます。
しかし意外と体臭と加齢臭の違いが分からない人もいます。
そこで体臭の臭いの特徴と加齢臭の特徴をご紹介しましょう。
体臭の臭いを表すと、酸っぱいイメージの臭いや納豆や
卵のような生臭さ。
アンモニアや鉄のような臭い、血液の
臭いなどは体臭と考えられます。
加齢臭の場合は、チーズやろうそく、古本の臭いやカビ、
お線香の臭いのようなイメージの臭いとなります。
また自分の生活をチェックしてみてください。
以下の中で
4~5つ当てはまれば加齢臭対策が確実に必要です。
1)肉類が好き、2)野菜が不足気味、3)スナック菓子
が好き、4)ジャンクフードが好き、5)油物料理が好き、
6)アルコールをよく飲む、7)運動不足、8)便秘気味、
9)ストレスが多い、10)バリバリ仕事をこなすタイプ、
11)生活リズムが乱れている、12)睡眠不足気味、
13)35歳以上。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
女性にとっては衝撃的な事実もあったのではないかと
思います。
今回は加齢臭の正体はどんなものなのかと言うことと、
どのような場合に発生してくるのかという原因論的な
事を主に書いてみました。
次回はこういった女性の加齢臭に対して、どのような
対策法があるのなどについても書いてみる予定です。