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FXトレード関係

FX初歩からの学び直し-30、NYオプションカット

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今日はNYオプションカットについてです。

NYオプションカットとは、何となくわかるようで
わかりにくい用語です。

今回の内容をしっかり頭に入れて、トレードを
すれば、いろいろ有利なことがあるかも
しれませんね。

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NYオプションカットとは?

*カットオフタイムとも呼ばれ、「通貨プション」
の権利行使の最終的な締め切り時間のこと。

*NYオプションカットの時間帯は、日本時間の
23時(冬時間は24時)

*通貨オプションとは、あらかじめ定められた期間や
期日に、定められた価格で買う権利、または売る
権利を売買する取引

*例えば、1か月後にドル円を 110円で
10万ドル分買う権利を買ったとする。

*買った 人はオプションカットの時間にドル円 が
110円よりも安ければ権利を行使する必要が
ないし、 ドル円 が110円よりも高ければ権利を
行使することで、安くドルを調達することができる。

例えば115円になっていれば、直後にドル売りを
しても5円の差額が儲かる(円に利益が乗って
たくさん返ってくる。)

*ニューヨーク市場では、通貨オプション
(デリバティブ)が活発に取引されており 、NYカット
の時間帯において、オプション行使を巡って、
原市場である外国為替も売買が活発になって相場が
大きく動ことがある。

*冬時間:東京 24 時

*夏時間:東京 23 時

カットオフタイムの説明というか、定義です。

まずは用語を覚えることから。もちろん、その
意味も覚える必要があります。

CALL(コール)=買う権利

*ドル円の現在値が100.00円の時点において、
1週間後にドル円が100.55まで上昇すると
予測した場合、単純に100.20円のドルを買う
権利を購入した場合は「100.20円のドルコール
を買う」と表現する 。

そして 1週間後、ドル円が 100.55円まで上昇
すれば、このOPを行使して0.35円の利益を
得ることができる。

PUT(プット)=売る権利

*ドル円の現在値が100.00円の時点において、
1週間後にドル円が 99.45円まで下がると予想
した場合、単純に 99.80円のドルを売る権利を
購入した場合は「99.80円のドルプットを買う」
と表現する。

ドルを売ることと同じ意味である。そして
1週間後、ドル円が99.45円まで下がれば、
このOPを行使して0.35円の利益を得られる。

PUT(プット)の ショート「売る権利」
を売ること

*ドル円の現在値が100.00円の時点において、
1週間後にドル円が 100.55円まで上昇すると
予測した場合、単純に100.20円のドルを売る
権利却した場合は「100.20円のドルプットを
売る」と表現する。

「ドルプットを売る」行為は買うこと同じ意味で、
ポジションはロングになる。

そして1週間後、ドル円が100.55円まで上昇
すれば、OPのプレミアム分の利益を得られる。

売る権利を売る?内容が、今ひとつ納得できない
ところもあります。

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CALL(コール)の ショート=「買う権利」
を売ること

*ドル円の現在値が100.00円の時点において、
1週間後にドル円が99.45円まで下落すると
予測した場合、99.80円でドルを買う権利を
売却すれば「99.80円のドルコールを売る」
と表現する。「ドルコールを売る」ことは、
ドルを売ることと同じ意味であ。

そして1週間後、ドル円が99.45円まで下落
すれば、OPのプレミアム分の利益を得られる。

これも同様ですが、売るを売るのだから、
結局買いになるということです。

オプションバリア

*カットオフタイム以前において、110円近辺で
推移した場合、コールプションを買っいる人は、
110円よりも高値段でカットオフタイムを
迎えたいと考え、ドルが下ってきても、その
直前でドル買いを起こす可能性があると推定
されるのがオプションバリア。防戦買いと言う。

*逆に、110円で売る権利を買っている人は、
110円より下げカットオフタイム迎えたい
と考えるため、上がっていくドル円をその手前で
止めようとしてドル売りを起こす可能性がある
と推定される。防戦売り言う。これもオプション
バリアである。

これまたよく聞く言葉ですが、そう言う意味が
あったとも聞いていない。

FXオーダー

*株式でいうところの「板情報」としての
役割がある。

*上下のレンジの目安やストップを置く適切な
水準を把握しやすくなる。

*オプションバリアが破られるとその方向性への
自己強化を一層強める(これがブレイクアウト)

*オプションバリアだけでなく、売り厚め、買い
厚め、割り込むとストッロス売り、超えると
ストップロス買い、断続的にストッロス売り、
断続的にストッロス買いとう発想に基づきTP
ラインやSLライン、エントリーを検討する
ことになる。

*カットオフタイムを過ぎた後は 、防戦売りや
防戦買いがなくるため、値動きが激しくなる
ことがある。

株式と同様に「板情報」をもった情報は結構
役立つ事もあり得増す。

レンジバイナリー

*ダブル・ノータッチ(DNT)のこと。

*為替レートが一定の範囲内に収まれば、OPの
買い手は利益を得ることができるとする
オプション。

*例えば、一定のレンジを設定し、 ある期間内に
ドル円相場がこのレンジを外れるとOPの買い手
の権利が消滅し、オプション料が無駄になる。

一方でこの範囲内で相場が留まってカットオフ
タイムを迎えれば、買い手は支払ったオプション
料に対して数倍の利益を手にすることができる。

こんな言葉も知りませんでした。

オプションが相場に与える特徴

*期限(カットオフタイム)に向けてオプションの
設定値に近づこうとする動きを見せることがある。

*設定水準の手前では防戦の売買が行われ、抵抗や
サポートになる一方で、抜けたところではストップ
ロスが発生し、レンジブレイクの強力な動きとなる。

影響の特徴は頭に入れて置かなくてはなりません。

まとめ

今回はいいかがでしたか?

定義のような話が多かったと思いますが、相場の
動きに関係する重要な情報です。

まずは復讐して、しっかり意味を覚えようと
思います。

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