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FXトレード関係

FX初歩からの学び直し-34、時間経過の重要性とストキャスティクス

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今回は、時間経過の重要性と、指標の1つである
ストキャスティクスについて学びました。

時間経過については、確かになるほどと思う
ところもある反面、その具体的に意図する
ところがわからない部分もあります。

しかし、とにかく1回は自分の頭の中にたたき
込んでおかなくてはいけないものと思います。

まずは、1つずつの積み重ねの連続です。

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時間経過の重要性

*成り行きは、利益が大くなる傾向がある。それは、
イフダン逆差し値よりも手前で入れるからである。
ただし、注意点は、ブレイクするとは限らない点と、
成り行きは見ている時しかエントリーできない点
である。

*自分が見ている時が絶好球であるとは限らないことは
既に学んである。

*つまり、成り行きの利幅は大くなる可能性が高いが、
強いトレンドを確認して入っていないので、不確実性
リスクを負っており、かつ、無理やり画面を開いたら
常にエントリーしなければらならないとすれば、
それはかえって逆効果になる。

*成り行きをものにするためは、0ラインから最低10
PIPS 、理想で言えば20PIPS程度離れるまで注視して、
後は、じっくり持つことである。なぜならイフダン
より手前で入っているわけであるから、リスクは
最初に来て、時間経過とともにリスクは後退している
のである。

*逆に想定方向に抜けそうもない時には、修正して損切
する、あるいは0ラインでいったん抜けてレンジ構成
の動きを再度確認するという柔軟な対応が求められる。

今までは、株などでは指し値の注文が多かった
経験がありますが、これを読んで成り行きの
有利さも少しはわかりました。

ストキャスティクス

*この指標は、過去における高値、安値に対して、
当日の終値がどような位置にあるかを数値化したもの。

*「% K」「% D」「% SD 」という3つの指数から構成
(ただし% SD はファストストキャスでは使わない)

*%Kは、一定期間における最高値から最安値までの範囲
の中で、直近の終値がどの位置にあるのかを見る指標

*%Dは、%Kを移動平均化し動きを平滑化した指標。

*先行する%K線と、 %Kを移動平均化することにより
遅行する%D線の異なる2本の線を表示。

*レンジ相場と転換点において、極めて有効に機能する。

*一方、トレンド相場では使い道はない。

オシレータ系の指標はどうもまだなじまない感じが
自分にはありますが、少しずつなれていこうと
思います。

ストキャスティクスの説明①

*基本となる指数は「% K」。これは、一定期間内に
動いた値幅の範囲(最高値-最安値)を100とした
場合に、現在の価格(その時点での最新の終値を
用いるのが一般的)が、その何%のところに位置
しているのかを示す数値

*(「現在値-安値」 ÷「その期間内の最高値-
その期間内の最安値」)×100

*「% D」という指数は、ある一定期間(%Kで用いた
一定期間とは異なるように設定するのが一般的)
を決めて 、移動平均化したもの

*(「『現在値 -安値』の期間分合計」 ÷
「『高値 -安値』の期間分合計」) ×100

ストキャスティクスの説明②

*例えば、%Kを算出する期間が5日、%Dを算出する
期間が3日とするならば、

*まず、前々日・前日・本日のそれぞれについて、
過去5日の「高値-安値」を求める。つまり、%Kの
分母にあたる数値。

*これを3日分合計する。

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*次に、前々日・前日・本日のそれぞれついて、
過去5日の「現在値-最安値」。%Kの分子に
あたる部分。

*これを3日分合計する。

*これらの数値が%Dを計算する時の分母と分子になる。

*もう一つの指数「% SD」は、ある期間の%Dの平均
を取ったもの。対象にする期間が3日なら、

*「3日分の%D」÷3で求められる。

ストキャスティクスの説明③

*%Kの動く範囲は、ゼロから100までの間。最新の
価格が%Kを算出する期間の最高値に近ければ近い
ほど数値は大きくなる。

*最新の価格が最高値ならば%Kは100 。最安値で
あれば%Kはゼロ。

*ちょうど期間内の高値と安値の真ん中にあれば、
%Kは50。

*この%Kは、価格が上昇基調にあれば100を上限に
して上昇基調を辿る。逆に 、価格が下落基調に
あれば、%Kはゼロを下限として下がっていく。

*%Dは、ある期間の%Kを平均した数値、動く範囲は
やはりゼロから100。

*その動き方は%Kよりも遅れる。

*その%Dの平均を取った%SDは、%Dよりもさらに
遅れた動きとなる。

ストキャスティクスの説明④

*%Kを単独で使う。
「高水準エリア=売りシグナル 」
「低水準エリア=買いシグナル 」

*%Kと%Dを組み合わせて使う。
低水準エリアでゴールデンクロス 、
高水準エリアでデッドクロス

*%Dと%SDを組み合わせて使う
低水準エリアでゴールデンクロス 、
高水準エリアでデッドクロス

買いサイン

*%Kと%Dが20%以下。

*%Kもしくは%Dが20%ラインを下から上に抜ける時。

*%Kが%Dを上抜ける時。

*為替レートが下値更新したが、ストキャスが
切り上げている時。

売りサイン

*%Kと%Dが80%以上。

*%Kもしくは%Dが80%ラインを上から下に抜ける時。

*%Kが%Dを下抜ける時。

*為替レートが上値更新したが 、ストキャスが
切り下げている時。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ストキャスティクスに関しては、何となくでも
理解できましたでしょうか?

正直なところ私もまだあまり理解できない
ところもありますが、少しずつ理解をして
ゆこうと思っております。

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