今回は、スキャルピングと短期波動という
テーマについて学んでみました。
以前は単純に何回も、次から次へと取引のできる
スキャルピングに感動して、調子に乗って
何度もエントリーして、挙げ句の果てには
資金を溶かしてしまった経験が私にはあります。
そのため、FXはギャンブルでしかない、2度と
手を出すものかと10年近く、FX相場から
離れていました。
しかし、ここ最近学び直しをした結果、それは
自分の知識や考え方、そしてトレード手法が
間違っていたからと気づきました。
今回のこの記事も、そんな間違いに気づかせて
くれたものの1つでもあります。
短期波動(スキャルピング)について
*師匠の講座では15分足を軸としたスイング的
発想の立場を採用している。その理由は、既に
述べた通り、受講生の多くが1日2時間程度を
相場に充てられる方が多いためと、初心者が短期
波動を見過ぎると、感情を乱され、瞬く間に
資金を減らす危険性があるからである。
しかしながら、中には、1日6時間以上相場を
見れる方もおられるし、また、1日2時間平均の
受講生でも、休業日などで少なくとも連続して
1日4時間以上相場に時間をを充られる方もいる。
いずれ必要とされる分野であるため、 今回は
以前の講座で採用していた1分足、5分足の短期
波動に対するスキャルピングの話をする。
短期波動を見るメリット
*元手が少ない場合に短期間で奇跡的業績を
叩き出す唯一の方法あること
そもそも、元手が大きいならば長期投資を
やった方がメリットが大きい。手間がかからず、
インカムゲインも大きくなるので、時間を
使わずに安全に、かつ、複利を使って莫大な
富を築くことができる。
しかし、元手が少ない人や資金需要すぐに出て
くるような状態で長期投資をやっても、時間
ばかりが経過するばかりか、インカムゲインで
十分な生活コストを賄うこともできず、また、
エグジッしてはならないところで、 不意に
資金化せねばならいような事態に陥る。
長期の神髄は、生活費、安全資産と別枠の
お金を 長期間、集中して投じることで
ゆっくりと富を増大させることにある。
*資金回転させた総額は、短期トレーダにとっての
一つの勲章になる。
なぜなら、元手が少くても、1ロットを10回
日に売買させれば、10ロットで入れなくても
10ロットを動かしたのと同じ効果だからである。
*相場は一方向にまっすぐ決して進ない。
長期投資家が無駄な押し目もただひすら待つ
のに対して、短期トレーダは、買って、売って
また買うのであるから、総移動距離は長期
投資家の何百倍も長い。距離はイコール利益の
源泉でもある。
ここからは、スキャルピングなど、短期波動を
狙う取引方法はのキモは、資金をどんどん回転
させることにあるのがわかります。
短期波動を見るデメリット
*とにかく相場を見ている時間を拘束される
長期投資家は決断してから3年何もしないなど
当たり前のことであるが、短期波動を見る
投資家は、1日中、エブリデー相場を見ている
必要がある。 この時間投入の差は大きい。
* 下手な人がやると逆効果になる
15分ベースイングが1日に1回から2回
エントリーを行う場合、相場の状態を正しく
見ることができるようになれば、それほど
悪い勝負や、極端な損失を食らうようには
ならない。
やはり損小利大で積みあげていくことができる。
一方、感情的になってロットを上げる人、優柔
不断な人、ロスカットできない人、短い距離で
利食いできない人が短期波動を見ると、瞬く間に
元本を失う可能性がある。極端に増やすことが
できる反面、極端に減らすこともある。
ただ闇雲に資金を回転させればよいわけでなく、
資金を溶かさないようにしなくてはならないという
事を忘れてはいけません。
短期波動に向く人
*相場を連続して見ることのできる時間が4時間以上
あること(ただし1時間でも2時間でも短期波動を
見ることはもちろん可能だ。問題は、ごく短時間に
制限されていることでその時間で無理して成果を
焦り過ぎないことである。
特に、NYや東京の寄り付き、材料発表後など値動き
の活発な相場を見られるならば、一応全ての人に
適用すことができる、大切なのは以下項目)
*ロスカットが躊躇なくできる人
*もったいなに支配されず短い波動で利食いできる人
*値動きの特徴を体に刻んでいる人
*瞬発力のある人(即断決行(フットワークが軽い人))
*後悔に引きづられない人(次、次、次、といけないと逆効果)
*短時間で自己成長できる人(集中後の振り返り、改善、
次の自己進化のための仮説PDCIサイクル))
振り返って自分はどうかと考えてみたところ、
ロスカットが躊躇なくできないので、やはり
スキャルピングなどはあまり向いていないと
感じました。
短期波動に向かない人
*ロスカットに躊躇があり、即断できない人
*感情をかき乱れると無茶苦茶なことをする人
(怒りっぽい人、情緒不安の人、感情的な人)
*怖がりの人、勇気のない人
*瞬間的エントリーや利食いができない人
先にも書きました通り、自分の場合にはやはり、
こちらの方に当てはまりそうな気がします。
ロスカットは、本当に最初から入れたものを
動かさないようにしなくては意味がないような
気がします。
スイングでも短期波動重要なこと
*全体観の中で、自分が何をしているか理解すること
*ローソク、チャートパターン、値動きという市場にある
不変の癖を知っていること
*有利な位置を取得することに拘ること
*時間経過させて判断すること(短期波動であっても
待ちは長い)
*転換点を取るか押し目(戻り売り)を取るか
(この2つしかない)
これらの事は本当に超基本的なことですが、自分も
含めて多くの人はよく理解していないような気も
します。
まとめ
今回は主にスキャルピングを中心とした超短期
波動を取るトレードについて学びました。
自分にはあまり向いていないとわかったので、
私が今後取り組むことはあまりないかもしれません
が、知識としてはしっかり頭に入れておこうと
思いました。