今回は、将棋ブームに乗って将棋を始めたはいい
ものの、初心者はどういう戦法から覚えてやって
みるのがよいのかを書いてみました。
将棋には確かにいろいろな戦法がありますが、
一体どの戦法を覚えるのがおすすめなのか?
また、練習方法やおすすめのソフト等についても
紹介していますのでぜひ参考にしてみて下さい。
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1.将棋初心者のおすすめ戦法はコレだ!
将棋の戦法は居飛車と振り飛車に分けられます。
自分の方から見て居飛車は飛車を初期配置の右側に
配置したまま右から攻める戦法で、振り飛車は
一度左側に動かして(振って)戦う戦法です。
居飛車⇒右から攻める
振り飛車⇒左から攻める
たまに飛車を振ったのに居飛車に戻したり、居飛車
の駒組みに見せかけて飛車を振ったりしますが、
基本的に上記のように考えて問題ないです。
それでこの居飛車と振り飛車のどちらを選ぶかですが、
正直なところどちらを選んでもいいのです。
できるのであれば両方やっても全く問題ないです。
初心者がどちらかひとつだけを選べというのなら、
私は居飛車をおススメします。
その理由はいくつかあるのですが、最大の理由は
相手の角の頭を直接狙えるからなのです。
居飛車は飛車先の歩を伸ばし、銀をどんどん進出
させるのが攻めの基本です。「棒銀」と言われる
戦法です。
このとき狙う攻めの場所が相手の角の頭になります。
これは、相手が何も対策してこなければそのまま
「と金」や「成銀」、「竜」を作れるばかりか、
大駒の角を取ることができる非常に強力な攻めに
なります。
強い人同士であれば相手もしっかりと対策するので
簡単にはいきませんが、初心者でここをしっかり
受け止められる人はまずいません。
うまく受けられたらその人は初心者ではないと
言ってもいいくらいです。
だいたいは受け損ねてボロボロになり、そのまま
飛車先突破されて終了です。
それに棒銀はほとんどの戦型に登場する戦法なので、
相手の戦法との相性はともかくとりあえず指す事は
可能です。
もちろん対振り飛車の棒銀もあります。登場しない
のは「横歩取り」くらいです。
この棒銀で攻めの手筋を覚えて他の戦法に少しずつ
挑戦するのが私的には一番良いと感じています。
というわけで初心者におススメの戦法は「居飛車棒銀」
ということで決まり!ですね。
将棋初心者の練習方法は?
少なくとも初段レベルくらいまでは、棋力向上という
意味では、実戦以上の練習方法はほとんどないです。
自分がどうやったら勝つのか、自分がどうやったら
負けるのかは、実戦をやらないとわかりません。
最近わかった事ですが、とにかく指しまくらないこと
には、相手がどうやったら困るのか、自分がどう
されると困るのかを理解できず、それを繰り返さないと、
勝ってるのか負けてるのかを判断する大局観も養う
ことはできないのです。
実戦を重ねる事は強くなるための、基本中の基本
なのですよ。
ではどういう相手と対局するのが強くなるのに
効率が良いのか教えましょう。
よく、将棋の本に「自分より少し強い相手と戦うこと」が、
上達の秘訣のように書かれています。
負けてばっかりの趣味の時間。それって楽しい状況
だと思います?
確かに強い人がさらに上を目指す時は、自分よりも
少し強い相手と対局するのが有効な気はします。
しかし、強くない人の多くには、たぶんあてはまらない
ですね(負けて楽しくないから)。
ズバリ、同じ棋力の相手が、最も理想の対局相手
だと言えると思います。
勝ったり負けたりの五分の相手が、自分の力を最も
フルに引き出してくれるでしょう。
あいつにだけは絶対に負けたくない、というライバルが
居ると上達するという話もあります。
ライバルというのは、互角の力を持つ人のことで、
自分よりも明らかに強い人のことをライバルとは
言いません。
あと、少し強くなった時、自分よりも弱い相手とばかり
指す人も居ますが、上達はしないです。
無理攻めするようになったり、読みに真剣さがなく
なったりして上達はしないのです。
また、自分の方から明らかな格下に挑戦しまくるのは、
恰好良いものではなかったりします。
初心者におすすめの将棋ソフトはコレ!
将棋を覚えたての初心者の練習相手としてちょうど
良いコンピュータ将棋ソフトは「こまお」です。
「こまお」はブラウザ上で対局できるコンピュータ
将棋ソフトです。
こまおの良い点は以下です。
☆弱い
初心者向け将棋ソフトでは「ハム将棋」が有名ですが、
本当の初心者にとってはそれでもかなり強い。
こまおはあえてハム将棋より弱いことがコンセプト
として作られているので、初心者の方にとってより
戦いやすいソフトです。
実際に対局してみると、そのほどよい弱さが体験
できるますよ。
ただ弱いと言っても決して意味不明な手を連発する
わけではなく、ごく自然な手の範囲で弱いところが
またよくできてるんですよねえ。
駒の動かし方を覚えたくらいの初心者の方であれば、
勝つための手順が丁寧に説明された「10枚落ち攻略」
ページがあるので、こちらを参考にしながらまず
将棋で勝つ経験をしてみるのが良いと思います。
☆親しみやすい
対局相手のねこ(こまお?)がとても親しみやすい
雰囲気で、子どもでも女性でも安心して遊ぶことが
できます。
しかも対局中、王手かどうか、駒の当たり、ちょっと
した形勢判断など、初心者では気付きにくい点を
さりげなくコメントしてくれるのです。
癒やされますねw
とても気が利いてるところにも注目してくださいね。
☆ブラウザ(スマホ、タブレット)で遊べる
ソフトのインストールやユーザー登録など全く不要、
ブラウザでページにアクセスすればすぐ遊べる
お手軽さも良いところです。
また、コードが JavaScript で書かれているので、
スマホやタブレットなど最近のモバイル端末でも
問題なく動作するのがよいのです。
子どもが iPad で練習するといった用途にも簡単に
使えてしまうのです。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
初心者の頃は、何をするにも新鮮で、将棋の
場合も、とにかくだれかと指したくて指したくて
仕方がないものです。
でもやみくもに指しているだけではなかなか
上達はしないものです。
今回のきじにある、戦法や、練習方法、そして
練習ソフトを上手に使いこなして、短期間に
上達して下さいね。
そうすれば、また新たな「中級」という世界が
あなたを待っていてくれるはずです。