父の日は6月の第3日曜日であることを
ご存じの方は多いと思います。
それまであと3ヶ月くらいはありますが、
直前になってさあ何をプレゼントしようか
と慌てるよりも、今から少しずつ考えて
おくのはいかがでしょう。
その方が、きっといいプレゼントが見つかる
可能性も高まりますし、何よりもそれを
もらうお父さんもきっと喜んでくれること
でしょう。
今回は父の日のプレゼントについての
参考になる記事を書いてゆきますね。
1.父の日のプレゼントのおすすめは?
まずはニッセイが行ったアンケートを見て
みましょう。
★子供が選ぶ父の日プレゼントランキング
1位:食事・グルメ(25.9%)
2位:酒類(22.8%)
3位:衣類(22.6%)
4位:現金・金券(6.7%)
やはり、食事やお酒・衣類などが人気のようで、
1位から3位までで全体の71%も占めています。
★お父さんが欲しいと思っているプレゼントランキング
1位:食事・グルメ(23.2%)
2位:酒類(14.8%)
3位:衣類(12.1%)
4位:手紙・メール(10.5%)
1位から3位までは変わりませんが、4位に手紙・
メールがランキング入りしています。
1位から3位が占める割合は50%で、お父さんの欲しい
ものはバラエティに富んでいるようですね。
食事やグルメというのは、どこかにお父さんを
ご招待して、美味しいものを食べてもらうという
事ですかね。
酒類というのは、お父さんの好きな、ビールとか
ワイン、焼酎やウィスキー、ブランデーなどを
指している感じでしょうか。
衣類というのは、シャツや靴下、ネクタイと
言ったところが定番かもしれませんね。
2.父の日のプレゼントの予算額は?
同じアンケートでプレゼントの予算を聞くと、
「3,000円~5,000円未満」が35.4%と最多。
次いで「5,000円~1万円未満」と続きます。
前年との比較では、7割を超える人が
「昨年と同じ」と回答していました。
子供側からの調査では約70%の人が5,000円未満
です。お父さん側で5,000円未満希望は約60%です。
少し予算が足りてないのかもしれませんが、
そこは手紙やメールなどを上手く使えば問題なし
でしょう。
金額にこだわらないお父さんもいるのですが、
希望金額があるお父さんは、具体的に欲しいものが
あるのかもしれません。
別のアンケートで、ネットユーザー100人に聞いた
というものでは、
予算額の分布をみると、1位は4000円~5000円台、
その次が2000円~3000円台、その次が10000円台と、
母の日とほぼ同じ結果になっています。
また、2000円区切りではなく1000円区切りで見ても、
一番多いのは5000円台で母の日と同じ傾向が
出ています。
ただ、その次の予算帯は、母の日は3000円台
だったのに対し、父の日は10000円台となって
いました。
父の日は母の日に比べ、いろいろ気を遣って
悩んでしまうところがあるのかもしれません。
3.父の日のプレゼントのNGは?
(1)ボールペンや万年筆などの文房具
目上の男性へのプレゼントで多くの人が思い
浮かべるのが、ボールペンや万年筆などの文房具。
しかし実は文房具を贈ることは、「もっと努力せよ」
「もっと精進せよ」ということを意味し、目上の
方には失礼にあたることもあるようです。
(2)靴下、スリッパ等の履物
比較的プレゼントしやすい靴下やスリッパなどの
履物も、実は気をつけたいプレゼントのひとつです。
足で履くものだけに、「相手を踏みつける」という
意味を持っているので注意が必要なのだそうです。
(3)ベルト、時計、鞄
ベルト、時計、鞄は、スーツを着る男性に欠かせない
三種の神器。しかし、ベルトを贈ることは
「腹を締めてください=気を抜かず、引き締めて
ください」ということを意味します。
また、時計や鞄は「より勤勉に取り組んでください」
という意味を持つ事も、知っておく方がよいようです。
(4)商品券、現金
商品券や現金は、もらった人が好きなものが買える
ので、一見便利なように思えますが、実は要注意です。
「自分で勝手に選んでください」という、
投げやりな意味に捉えられる事も注意しておくべき
ということです。
以上のようなものは、一般的に目上の人へ贈ると
失礼な意味を持つと言われています。
しかし、本人がそれらを欲しがっているという情報を
耳にしたときは、プレゼントしたいですよね。
そんな時には「目上の人に贈るのは失礼かとも思った
の
★父の日の“黄色いバラ”も要注意!
母の日に贈る花と言えば、カーネーションです。最近は
父の日に黄色いバラを贈る人も少なくないようです。
しかし、ここで知っておきたいのが黄色いバラの花言葉。
黄色いバラには良い意味の花言葉の他に、愛情が薄れて
いくような、別れを連想させるような花言葉もあるよう
なの要注意です。
黄色いバラだけで花束を作るのではなく、他の花と
組み合わせるのよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?父の日のプレゼントというのは
気軽に贈れる母の日のそれと比べると、少しばかり
気を遣うものが多いのかもしれません。
それでも、ふだんから家族のために一生懸命お仕事
を頑張ってくれているお父さんのために、何か
喜んでくれるものをプレゼントしたいという気持ちは
子どもにはだれにでも自然に生ずるものです。
最終的には気持ちが通じればよいので、そこをメインに
考えれば、価格的には安くてもお父さんはきっと
あなたのその気持ちを理解してくれるのではないかと
思います。
ぜひ素敵なプレゼントを見つけて、贈って下さいね。