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美容、健康

顔のたるみと加齢についてその原因と対策とは?

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今回は顔のたるみについて書いてみました。

シミやシワなどもそうですが、見た目年齢を
上げやすいものとして「顔のたるみ」があり
ます。

個人差はあるものの、10歳くらいは老けて
見えてしまう恐るべき「顔のたるみ」について、
原因や解消法などをご紹介します。
<h2>顔のたるみの原因</h2>

いつまでも美しくいたい、若い時の美肌を
維持したいと思うことは全ての女性に
とっての永遠のテーマです。

歳を重ねるごとに皮膚がたるむという老化
現象は、女性の大きな悩みのひとつです。

この女性にとって大きな悩みの種である
顔のたるみは、いったい何が原因で起こる
のでしょうか。

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顔がたるむ原因

<h3>(1)肌弾力の低下</h3>

肌の弾力低下も大きな原因です。私たちの
肌の真皮層には、コラーゲンやヒアルロン酸、
エラスチンなどの成分があります。

肌の弾力は、これらの成分が真皮層に適切な
構造で十分に存在することで保たれています。
しかし、肌の弾力(ハリ)は以下のような
条件下で失われてしまいます。

☆紫外線

紫外線、特にUVAは真皮層にまで届き、
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など
を作り出す「線維芽細胞」という細胞に
ダメージを与えます。

線維芽細胞がダメージを受けると、コラーゲン
やエラスチン、ヒアルロン酸などの生成量が
減ってしまうだけではなく、これらを分解する
酵素が過剰に分泌され、肌の弾力が失われます。

☆生活習慣

線維芽細胞がコラーゲンやエラスチン、
ヒアルロン酸を生成するには、たんぱく質や
ビタミンCをはじめ、様々な栄養素が必要です。

食生活のバランスが悪いと、線維芽細胞に
十分な栄養がいきわたらず、肌のハリが
失われます。

また、「お肌は夜作られる」と言われるくらい、
睡眠は肌にとって重要です。当然のこと、
睡眠不足も肌のたるみの原因となります。

☆乾燥

角質層の水分保持力が低下した状態、つまり
肌が乾燥した状態になると、真皮層の水分を
十分に保つことができなくなり、真皮層の
負担となります。

☆加齢

赤ちゃんの肌にハリがあり、瑞々しいのは、
真皮層にコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン
酸が多いからです。

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40代になると、ヒアルロン酸は、赤ちゃんの
真皮のヒアルロン酸量の約半分程度になって
しまうのです。
<h3>(2)表情筋・深層筋の衰え</h3>

顔には「表情筋」と「深層筋」と呼ばれる
2種類の筋肉があります。

表情筋は、文字通り表情を作る筋肉で、皮膚の
すぐ下にあります。

一方、深層筋は、骨に付いている筋肉で、
表情筋の下で表情筋を支えています。

また、深層筋はポンプのように血液を顔全体に
送り届ける役割をしています。

表情筋が衰えると、その上にある脂肪や皮膚を
支えられなくなってしまいます。深層筋が
衰えると、表情筋が支えられなくなったり、
肌に栄養がいきわたらなくなります。
そのため、表情筋と深層筋の衰えはたるみの
原因となるというわけです。
<h3>(3)猫背・姿勢の悪さ</h3>

顔の筋肉は頭や首と繋がっています。

猫背で顔を突き出すような悪い姿勢は、首の
後ろ側が縮み、首の前部分が伸びるため、
頬が下方向に引っ張られてしまいます。

近年は、20代でたるみやほうれい線に悩む人が
増えていると言いますが、その原因の1つが
長時間のデスクワークです。

上にも書いた述の通り、悪い姿勢を長時間
続けると、顔の筋肉が引っ張られ、たるみの
原因となります。

<h2>顔のたるみの解消法</h2>

以上のように、一言で「たるみ」と言っても
原因はさまざまです。

また、多くの人は、たるみの原因は1つだけ
ではなく、複数の原因が複合的に絡み合って、
顔のたるみを引き起こしています。

たるみを予防・解消するためには、以下の
ようなことが効果的です。

☆紫外線対策をしっかりと行う
☆バランスの良い食事を摂る
☆良質な睡眠
☆保湿
☆顔の表情筋、深層筋を鍛える
☆正しい姿勢を保つ
☆フェイスマッサージや頭皮のマッサージ

たるみに限らず、美肌を保つ上で重要な食事や
睡眠、紫外線対策をしっかり行うと同時に、
たるみ対策のマッサージなどのケアを追加
していくことで、たるみを予防・改善する
ことができます。

<h2>まとめ</h2>

顔のたるみについて、いろいろなことが
理解できましたでしょうか?

歳をとれば筋力は衰えるわけで、肌は重力に
逆らうことができず、下のほうへと移動して
しまうのは、食い止めることのできない
現象です。

しかしそのままにするのではなく、どうして
顔がたるむか原因を探ってみましょう。

それによりたるみの原因を上手にケアしながら、
肌にかかる重力の負担を最低限にまで減らす
ことは可能なのです。

加齢により変化していく自分の肌と向き合い
確実なたるみ対策を見つけ出しましょう。

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