一昨日は週明けで、フランス大統領選挙の
影響なのか、上方に大きな窓を開けて
相場がスタートしました。
多くの場合には、この窓を埋めようとする
動きが出るようなのですが、昨日は
窓を埋めきれずに反転してきました。
この先どうなるのか、全く不透明です。
北朝鮮の動きもありますし...
さて今日はピボット(PIVOT)というもの
等について学んでみました。
ピボット(PIVOT)
*海外の大口トレーダーや機関投資家が好む分析指標。
*PIVOTの利点は、客観的で分かりやすく多くの人が
同じラインに注目して売買を行っいる点にある。
*ピボットにはパラメーターの設定というもが基本的に
無いので、ピボットを使ってデイトレードをして
いる人は全員が同じラインを見ている。
*その意味で、ピボットはフィボナッチに似ている。
フィボナッチもパラメータの設定はないから。
*原則、サポートないしレジスタンスとして使う。
*レンジ相場 → ピボットのライン付近で逆張り。
*トレンド相場 → ピボットラインからのブレクアウト、
ブレイクダウンで順張り。
*利食いやロスカット → 利食いやロスカットの
目途としてピボットを用いる。
このピボットという指標も今ひとつわかりにくい
感じで時々しか見ていません。
しかし、その意味などはしっかりと覚えておき
何かの時には参考にできるようにしておくつもり
でいます。
ピボット計算式
* R1~R3 がレジスタンス
* S1~S3 がサポート
* ピボット ポイン= (高値 + 安値 + 終値) ÷ 3
* R1(レジスタンライ1) = (2 × ピボット)- 安値
* S1(サポートライン1) = (2 × ピボット)- 高値
* R2(レジスタンライ2) = ピボット + (高値 - 安値)
S2(サポートライン2) = ピボット - (高値 - 安値)
* R3(レジスタンライ3) = 高値 + 2(ピボット - 安値)
S3(サポートライン3) = 安値 - 2(高値 - ピボット)
計算式はこのようになっているようですが、
なかなか面倒なようですので、これを暗記
したりしてもあまり意味ないかもしれません。
ただ、どのような考え方でその数値が出されて
いるのかは知っておく方がよいかもしれません。
ピボットを使うときの注意点
☆逆張りをする時
*ローソク足のシグナルやダイバージェンスなど、他の
根拠で補すること
*強いトレンドには逆らわないこと。
☆順張りをする時
*ブレイクアウトしたローソ足が確定したのをもって
ブレイク判断する。
*ブレイクアウトした後、再度そのラインに戻って
来たところでエントリーする。(下位の時間軸
でチェックする)
それぞれ順張り、逆張りで注意事項がある
ようですので、それをしっかり守って利用する
事になります。
ピボットのまとめ
*サッカーではセンターラインのどちら側で多くの
時間プレイしているかによって、どちらのチーム
が優勢なのか分かる。
*相場も同じで、ピボットポインの下側でブレイクが
連続するならは弱気であり、上側で攻めているなら
強気だと言える。
*大口トレーダーを含めた多くのトレーダーが
ピボットに注目しているので、ピボットを意識して
いるトレーダーは、ピボットを無視している
トレーダーよりも有利な意思決定をすることが
できるはずである。
*ただし、単独で使うよりも、組み合わせて使う
ことでより精度の高い意思決定となる。
ピボットの使い方のまとめですが、わかったような
分かってない感じです。
より多くのトレーダーが注目している指標である
ということは理解できました。
トレー ドの精度を上げるフロー
*1、エントリー条件を明確に定義する。
*2、値動きが上記条件を満たしたら、すかさず
エントリーする(遅れてチャートを見た場合で、
条件を満たし続けている場合、パスするか
そこらでも乗るかを決断する)
*3、ターゲットとストップロスを入れる(勝率重視
ならストップロス距離をイコールかあるいは、
それ以上に離す。勝率でなく損小重視であれば
ストップロス距離はターゲット距離よりも
近くする)
*4、結果を待つ。
シンプルに考えれば、本当にこれだけの事なの
ですが、なかなかこのようにいかないのはなぜか?
ということを考えたとき、やはり色々他の条件や
指標などによってトレードが明確化されていない
からかもしれないと思いました。
物事は何でもできるだけシンプルにです。
今回は主に、ピボット(PIVOT)についてまとめて
見ましたが、これもしっかり理解して使えば、
確かに有力な武器の一つになると思います。