FX初歩からの講座6回目となります。
3月10日(金)には材料で大きなインパクトの
あるアメリカの雇用統計の発表がありました。
予想よりはよかったものの、実際の相場は
転換点を迎えたが如く、下げ相場となりました。
このあたりの解釈は明日以降に聞くことが
できると思いますが、この材料は本当に
為替の値動きが荒くなります。
こういった材料相場でも負けない戦いができる
ようになればFXで利益を積み重ねてゆける
ようになるのではないでしょうか。
今回は前回に引き続きエントリーの評価の3段階
の詳細と、米国雇用統計などの材料相場のお話
の1回目となります。
エントリー評価の3グレード
GREATなエントリー
・ロスカットラインが近い
期待利益が大きい
短時間で安全圏(0ライン)を突破
短時間で収益に直結
ロスカットの実現可能性が低い
つまり、ロスカットにかる蓋然性が低く0ラインを
突破すでの時間短期待収益大きい可能性を有し、
なるべく短時間で高収益実現うエントリーを言う。
こういった条件を満たしたものがGREATなエントリー
となるようですが、何分まだ実践が乏しい自分に
とっては、今の段階ではただ何となくそういうものか
とイメージするくらいしかできません。
GOODなエントリー
相場の方向性が正しい(トレンドフォロー)
ロスカットまでの距離が近い
伸びる可能性はまだある
相対的に、かつ、可能な範囲で有利位置を取得している
ただし、ロスカットに至る蓋然性もそれなりにあり、
グレートなエンリーよりも心理負担は大きくなり、
期待収益が小さくなることも多い。
イメージ的にはGREATなエントリーが上げ相場の場合で
下げトレンドから上げトレンドへの転換点を指すのに
対して、GOODなエントリーは押し目ポイントを指す
ようなもののようです。
BADなエントリー
相場の方向性に逆らう(無暗な逆張り)
相対的有利な位置を取ろうとしない
高すぎるものをただ単に買い、安すぎるものを単に売る
ロスカットまでの距離が遠く、そのことに合理的な
意味が見いだせていない
期待収益が低い可能性が高い
不透明な保ち合いの後どらに抜けるかについて、
単なる賭けをしている
全体観、最近の流れ、まさに今この瞬間の方向性という
3つを区分して考えていない
これも今の段階では何となくわかるくらいです。
しかし、自分のこれまでの株式投資の経験から考えて、
「高値買いの安値売り」という一語に尽きるような
気がしています。
材料相場の総論
Yahooのリアルタイム検索を見ておく
前回実績、予想結果に分けて考える
材料発表前、直後の4つに分けて考える
事前裁量トレード、イフダントレード、発表後の
高ボラティリティな値動きを利用したトレードがある
いずれにしても、荒い値動きに対応すべく対策を
たてておく必要があるようです。
ただ闇雲に参戦するだけでは資金を失うのみです。
まとめ
今月から学び直しをし始めたFXですが、確かに昔を
思い返してみると、なんの基礎知識を学ぶ事もせずに、
ほぼギャンブル感覚で、スキャルピングなどをして
いたのですから、今から思うと何て自分はアホだったか
情けなくなります。
結局あの当時はそんなことで勝てる道理もなく、
うん百万の損失を出して、FXから退場を余技なく
されてしまったわけです。
しかし、今回はその失敗を糧にして、負けないトレード
のスキルを絶対に学び取る覚悟でいますので、同じ
間違いは2度とするまいと心に誓っています。
少しずつ焦らずに進めてゆこうと思っています。