今回は不眠症について書いてみました。
不眠症で悩んでいる方も多いと思います。
今回は不眠症の原因や、それを改善するための
食事やサプリメントのお話です。
ぜひ参考にして頂きたいと思います。
不眠症になる原因、どのようなものがあるの?
不眠症になる原因は様々です。
一概に、ストレスを抱えているから、だけとは限りません。
病気が隠れていたりもするのです。
それでは、どのような原因が考えられるのでしょうか。
1.病気が原因・・皮膚疾患で痒みがあったり、リウマチ
等で体が痛かったりすると寝つきがよくありませんし、
熟睡できません。
ですが、こういった病気だけではなく、糖尿病、高血圧、
前立腺肥大、心不全、狭心症、胃潰瘍、パーキンソン病
などの病気になっている場合も、不眠症になりやすい
ようです。
2.生活環境が原因・・海外旅行から帰って来て、時差
ボケになって不眠になる事があります。
また、仕事が夜と昼の交代制の勤務に変わって、生活の
リズムが狂うと、不眠になってしまいます。
寝室の環境が良くない時も不眠になります。
うるさかったり、明るかったり、室温が適温でなかったり、
乾燥していたりしても良く眠れません。
3.心理学的な原因・・人間関係や仕事上のトラブル、
その他心配事で、夜ベッドに入ると色々考えてしまい
眠れなくなり、不眠症になってしまいます。
そのトラブルが解決してしまうと良く眠れるようになる
人もいますが、これが原因でトラブルが解決しても
不眠症が治らなくなる人もいるようです。
そうすると、眠れないという事がまた新たなストレス
となり、不眠が長期化してしまうのです。
4.うつ病や統合失調症などの病気を持っている人は、
不眠症であることが多いようです。
精神疾患のある人の多くは脳内から分泌されるセロトニン
というホルモンが不足しているのです。
セロトニンは心をリラックスさせる働きがありますし、
睡眠に欠かせないメラトニンの分泌を促進する働きがある
のですが、それが不足していることから、眠れなくなる
のです。
5.アルコール、カフェイン、たばこが原因・・お酒を
飲むと良く眠れると勘違いしている方が多いのですが、
実はお酒は眠りを浅くしてしまうのです。
そのため、夜中に目が覚めて眠れなくなるということに
なります。
また、一般的な常識ですが、寝る前にコーヒーなどを
飲むとカフェインのせいで、脳が覚醒して眠れなくなります。
高齢者の場合は、その覚醒効果が6時間くらい続きます
から、寝る時間の6時間前にはカフェイン類を飲まない
方がいいですね。
そして、たばこは、眠りには大敵なものです。
たばこに含まれるニコチンはカフェインよりも強い興奮剤
ですし、依存症にもなってしまいます。
ニコチン依存になると、脳内にニコチンがあるうちは
リラックスしているのですが、ニコチンが切れると、
不安や緊張が高まってしまうのです。
そのため、寝る前にたばこを吸うと、夜中にニコチンが
切れて覚醒してしまうので、眠りがかなり浅くなります。
いろいろな面でたばこはやめた方がいいですね。
不眠症の改善にはどんな物を食べればいいの?
なかなか眠れない時が続くと、どうしようかと思って
しまいますよね。
また睡眠導入剤等は使いたくないと思いますよね。
副作用も心配ですし、出来るなら自然に眠りに入りたい
と思うものです。
実は、食べるものによって、不眠症が改善するかもしれません。
トリプトファンという名前は聞いたことがあると思います。
これは必須アミノ酸の一つで、体にとってとても重要な成分です。
脳を鎮めるホルモン、セロトニンを作ってくれる材料になる
もので、さらにこのセロトニンが睡眠を導いてくれる
メラトニンというホルモンの分泌を促進してくれるのです。
ですが、このトリプトファンは体内で生成できないものなので、
食物やまたはサプリメントから摂るしかないのです。
ですので、このトリプトファンを食物等から積極的に摂る
ようにすると、よく眠れるようになる、というわけです。
まず、チェリージュースをおすすめします。
このチェリージュースそのものにはトリプトファンは
少ししか入っていません。
ですが、チェリージュースは、トリプトファンが体内で
分解されるのを防ぐ働きを持っているのです。
そのためトリプトファンが有効に体に作用することが出来ます。
また、チェリージュースにはメラトニンの分泌を正常化して
くれる作用もあるので、よく眠れるようになります。
では、トリプトファンを多く含んでいる食物にはどのような
ものがあるのでしょうか。
それは、乳製品(特にチーズ)、卵、肉類、ナッツ類、
豆類(特に納豆)、魚類(特にしらす)です。
こういった食品を、気を付けて摂取するように努力しましょう。
ですが、トリプトファンがメラトニンの分泌を促進する
までには時間がかかります。
それで、トリプトファンを多く含む食事は、朝かお昼に
摂るようにしたほうがいいでしょう。
そうすれば、夜にはメラトニンの分泌が促進されますから、
よく眠れるようになります。
それでは不眠を改善するためには、トリプトファンを1日
どれぐらい摂取する必要があるのでしょうか。
大体1日1000mgだと言われています。
でも、食事だけで1000mgを摂るのは大変なので、
トリプトファンのサプリを利用するのも良い方法です。
でも、摂り過ぎは、かえって体に害を及ぼしますから、
注意してくださいね。
不眠症に効くサプリはどれ?
不眠症に悩んでいる人は多いです。
色々な方法を試したものの、どれもあまり効果がなかったり
とか、そうかと言って、お医者さんで睡眠導入剤を出して
もらうのも嫌だし・・。
それでしたら、不眠に効くサプリを試してみるのも良い
かもしれません。
今、良い眠りのためのサプリが色々出ていますね。
でも、どれを選んだらよいのか迷ってしまいます。
人気のサプリをいくつか挙げてみましょう。
1.ネムリス(睡眠サポートサプリ) 植物由来の
サプリメント。 「ラフマ葉抽出物」を配合しています。
ラフマ葉はキョウチクトウ科の植物で、セロトニンを増やし、
それによりメラトニンも増やす効果があります。
メラトニンは脳から分泌されるホルモンで、リラックスして
眠りに導く作用があります。
植物由来のサプリですから、副作用や依存症になることも
ありません。
その他リラックス効果のある成分を配合しているので、
ぐっすり眠れるようになるようです。
2.北の大地の夢のしずく(快眠サポート飲料) これは
アスパラガスから抽出された身体を休息させる成分が配合
されたサプリメントです。
熟睡が朝まで続きますので、夜中に目が覚めてしまう
というような事もなくなります。
こちらのサプリメントも天然由来のものなので、副作用や
依存症になることはありませんし、子供でもお年寄りでも
安心して服用できます。
グレープフルーツ味でスティックに入ったドリンクタイプ
なので、飲みやすいサプリです。
3.潤睡ハーブ(快眠サプリメント) 6種のハーブ成分を
ブレンドしたサプリメントです。
ストレスを和らげてくれる良質なアミノ酸を多く含んだ
クロレラや、体を温めるしょうが、イライラを鎮めてくれる
発酵ギャバも配合されています。
こういった快眠サプリメントは、いわゆる睡眠薬では
ありませんので、即効性はありません。
毎日飲み続けることにより徐々に効果が表れるものです。
まずは1週間くらい飲んでみて、自分の体に合っていると
感じたら、飲み続ければよいと思います。
サプリメントの中にはお試し期間の間はかなり価格が安く
なっているものもありますから、試してみるのもいいでしょう。
意外と粒が大きくて飲みにくいものもありますし、ずっと
続けて飲むにしては価格が結構高いものもあるので、
じっくり選んだ方がいいと思います。
まとめ
今回の記事の内容はどうでしたか?
夜よく眠れないというのは本当に辛いことだと思います。
今回の記事が、何らかの参考にして頂けたのであれば
大変嬉しいです。
次回も不眠症関係の記事を書きますので
どうぞお楽しみに。